新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
日頃より社会福祉法人春寿会の運営に対して、ご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
皆様方のお力添えを頂き、春寿園も無事、2度目の新年を迎える事が出来ました。
昨年はオープン後間もなかった為、人数も少なかったのですが、今年はご入居者様、職員合わせて約180名の大所帯となりました。丸一年過ぎ、やっと施設全体も落ち着いてきてご入居者様、職員にとっても少しづつ居心地の良い場所になってきたのではと感じています。
先ほど、新年のご挨拶に各ユニットを回ってきました。あるご入居者様から「施設長、あけましておめでとう。新年をここで迎えられて嬉しいよ。今年も一年宜しく」とお声をかけて頂き、本当に嬉しいお言葉でした。特養という性質上、皆さん元気に食事をしたり、お話ができる方ばかりではありません。しかし、その方たちの言葉を代弁して頂けたのではないかと前向きにとらえています。また今年も一年頑張ろうという気持ちにもなりました。
しかしながらよく考えてみると、その言葉は私に向けてではなく、いつもお世話してくれている職員に向けての言葉だったのだと、自分の勘違いに恥ずかしさを感じました。本当に職員には感謝の言葉しかありませんし、春寿園の職員を誇りに思います。
皆様もご存知の通り、介護業界は職員不足が問題化しています。春寿園はおかげさまで人員不足による不具合はございませんが、手厚い介護、理想の介護に近づくためには、職員をもっと採用したいと考えています。しかし、いつ人員不足に陥るかという不安がつきまとっているのも事実です。介護の善し悪しは、設備ではなく、そこで働く職員の質です。春寿園の職員は、介護、看護、事務、清掃、厨房、職種関係なく一生懸命笑顔で働いてくれています。ご入居者様、ご家族様にとってご満足いただけない部分は多々あるとは思いますが、日々試行錯誤しながら、改善、成長していく職員を見守っていただければと思います。
まだまだ未熟な私たちですが、ご入居者様、ご家族様、地域の皆様に満足していただけるよう、日々精進してまいります。
本年もご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
平成31年 元旦
春寿園 施設長 中泉高二